2017年3月11日土曜日

デジタル一眼レフカメラ、いいぞ~

 レンズがデカくて高性能が正義だ。

 レンズが大きいと持ち運びが不便でコンデジが一択と自分は思っていたのですが、手動でピント調整したい理由だけでデジイチを買ったのです。

 EOS kiss X50




アマゾンでなんと3万弱で投売りされていて、即買いしていまったのですが、
使ってみて造像以上に良かったのです、本体事態の性能はSONYのサイバーショットに及ばず、フォーカススピードと連射が遅いですね、エフェクトが沢山あってフォトショップ要らずなのはうれしいですが。

あと動画もかなり高画質で取れます。

 特出すべきは、やはりご自慢のレンズです、この投げ売りセットに付属していたEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM APS-C

 まず高角でありながら歪みが少ない点です!

これは写真の端に行くにつれてレンズの凸部分が
急になるために写真の端の歪みが出るのです、

これが高角でレンズが小さいと凄く出ます、上手くレンズの歪み調整がとれていたとしても今度は暗く撮影されるのが宿命なんですよね。

 明るく撮れる!
レンズが大きいと小さいレンズに比べ一粒のガラス面を通過する光の量が減ります、これは減ったことによりレンズが光を通す時に生ずる負荷がへるのです、これによって明るくなります、という事は、暗い場所でもそれなりに撮れるのです、シャッター速度を速くできて手ぶれしにくい、暗い所での手ぶれを少なくでき、明るさも底上げでき、ノイズも低減され、いい事ずくめです。

さらにこのISユニット搭載シリーズでは高性能手ぶれ補正レンズまで備わっているので、遅いシャッタースピードでもぶれ難いのです。

 もともと明るい場所で撮る場合も有効です!
晴天でも山を撮ると絞り値8にするとシャッター速度200近くなってブレてきます、が大きいレンズなら800くらいで撮れるので三脚建てればなんとか綺麗に撮れるレベルになれます、絞り値を上げたい理由は、ピントの幅が広くなり手前と奥のぼやける範囲が狭くなるため、鮮明になります、このぼやけない範囲の事を専門用語では「被写界深度」といいます、撮影法によっては、手前や奥を適度にばやかした方が綺麗に見せる技法もあるので、絞り値が高ければいいと言うものではないですが、高くできる方が有利ですよね?。

 レンズが付け替えできる!


これも魅力の一つですが、最近ではコンデジもコンバージョンレンズという追加レンズがあるのでそこまで魅力というわけでは無くなってきましたね。
しかし、スマホ用のやつはいまいち出来が良くないですね、プロ写真のようなものを期待しすぎて買うとがっかりしますよ。
ミラーレスのワイドレンズを搭載した機種もどんどん登場しているので自分にあった機種を選びましょう、でもやはりEOSシリーズの方がレンズ周りが充実しているのは確かです。

 ミラータイプの機種はホコリの心配があるが、その代わり電池が節約できる大きなメリットもあります。

 ---向いている取り方---
しっかりと高画質で取りたい。
  夜や悪天候でも綺麗に。
  特殊な撮影技法をどんどん試したい。
 
---大型レンズカメラのデメリット---
重い、デカい。
  同じ価格帯ではフォーカス調整がコンデジと比べて遅い
  湿気に弱いので、対策の必要あり。

 ---デジタル一眼の保存管理---


デジタル一眼はプリズムに汚れが付いたり、レンズが大きく湿気やホコリが内部に溜まりやすいために、そのままバックなどに入れっぱなしは確実にノイズの原因に
なります、しかしプロのような、カメラサーバーは必要ないと思っています、じゃあ何に入れてるかといいますと。
ジップロックジッパーに入れてます。
こんだけです。
所詮デジカメはアンティークやプレミア物でないので3~5年で壊れます、専用バッテリーしか無い機種ならなおさらです。
さらにELECOM カーナビ液晶保護フィルムを液晶面に貼ってます。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
コンデジやスマホでも十分綺麗に取れるし暗い?手ぶれ?
そんなに気にした事は無いぞ?という方

 そう思う方!、本当に自分で目にした現実の描写とその写真の画像が同じに見えてますか?・・・

実は多くのデジカメにはパッとみ綺麗に見せることで、鮮明に映っているという錯覚を起こすように初期設定されているのです。

具体的には、彩度、コントラストを上げて、シャープネス処理をかけているのです、原画忠実主義のキャノンのデジカメですらこの設定が弱めだがデフォルト設定されていて残念な限りです、

彩度、コントラストを上げると鮮やかで夜でも綺麗に見えますが、色の豊かさや光の豊かさが失われます、色彩はRGB圧縮では256段階ですが処理することでその段階が減り滑らかでない色の移り変わりになるのです、

さらに圧縮範囲いっぱいに色彩がある場合、上限値を超えてしまうと色つぶれが起きますこの現象を専門用語ではダイナミックレンジが狭くなる(有効的に活用できていない)といったりします。

シャープネス処理は明度の輪郭を自動検出してその部分だけコントラストを上げます、全体的に手ぶれした暗めの写真では有効ですが、暗い部分と明るい部分の差が大きい豊かな明度のある空間を撮ると、明るい部分もしくは暗い部分の境界に不自然な線が入ります、解像度の少ないモニターで見る分ではそれほどはっきり見えませんが、PCモニターでズームすると違いが一目両全でわかります。

この処理を余計な効果とみるかは人それぞれなので害悪とまでは言いませんが忠実な描写が好きな人であれば違和感を感じる人は多いと思います。

スタイリッシュに便利で一発で撮れればそれでいいって言う人であれば気にする事ではないですが、そういうもんだと理解して使ってこそスタイリッシュに活用していると思いますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿