PCを長持ちさせたい、寿命を延ばしたい(我流)
原因と対処方メモ
- そもそもノートPCは長持ちしない
デスクに置いてACアダプタ付けて書類や検索するだけなら5年くらいは持つと思いますが、バッテリーガンガン使って、ゲームや動画撮影やストリーミングのダウンロードなどして使ったら1年半で壊れてもおかしくないです。
2.5インチHDDやSSDは耐久性に難があり、しかもノートって大体1台しかついて無いんですよね、CとDがあるから平気とだと思ったら、実は一つのドライブ(本体)にパーテーションを分けてあるだけです、これで動画撮影などしたら半年でおかしくなっても当然です。外部電源タイプUSBHDDで補うのが対策出来る唯一の手段。
メモリも16G以上にしましょう8GとかもうWIN10では無理です。
冷却性能も追い付いてないので長時間のCPUやGPUの最大稼働に向きません、例えば旧式Core i7-4700HQ 100%断続だと下から100Vファンで強制空冷してもほとんど温度が下がらないくらい厳しいです。
- BTOや自作PCは電源不足に注意せよ。
- USBに注意せよ
USBには電源の許容電流があります、電源に記載されたA(アンペア)以上を流すと、たとえその時異常が起きなくとも、寿命が著しく低下する。
ポート分の以上の量を付ける時はバスパワー(ACアダプター)を追加するタイプが良いです、しかしバスパワータイプにも癖があり、電源がOFFの時にPC側から電源供給するタイプもあるので注意が必要です、そのタイプを調べるにはUSBハブの説明書とマザーボードの説明書をよく読むことが重要です(書いてないものや、ドライバによって異なる事もあるのでとても複雑です)
よって私はUSB扇風機やUSB充電などの電力を食う機器は使わない、またはUSBコンセントを使用します(そもそも大電力のACをDCにして使う機器全般が故障しやすいと思って間違いない)
- USBハブは積極的に使え!
さっきと言ってる事が真逆だと思うかもしれませんが、これはPC本体のUSBポートを保護する目的で使うという事で、1ポートに1アダプターで使う事は前提です、直接PC側のポートを使うとポート事態を痛めるし、マザーボードにも負荷をかける事になりますし、抜き差しの振動でHDDにも影響がある場合もあります。
ハブでなくても延長ケーブルでも構いませんが値段が大して変わらないのに4ポート差し込み口があるなら、抜き差しできる寿命はポート分増えると思えば超お得でしょう?(接触不良で次のポートに移すのはいいですが、破損したら直ちに切り離してください、ショートや漏電で電源がご臨終します)
またフロントベイにマウントするタイプはマザーボードから切り離されているので負担がかかりにくいのと交換が可能ですが、交換時にマザボ自体のピンを直接抜き差しすること自体が寿命を極めて縮める事に直結するので注意が必要です。
外部電源タイプを使えば電源も寿命も伸ばせるかもしれません、これも信頼できるAC/DCアダプターを使う事が前提、壊れて漏電したらむしろPC電源やグラボと一緒にご臨終しますので・・・
抜き差しが面倒ならば、スイッチ付きのハブもあるのでそれが良いでしょう、ただし全端子しっかり切れるタイプでないと電源だけ切ってもポートは動いてるというタイプだと逆効果になりかねません。 - USBメモリはさしっぱなしにしない
USBメモリー自体が長時間の接続に向いて無く、しかも内部で溶けてショートモードになってハードもろともご臨終しても知りません、自分が知る限りで長期間の接続に耐えたのは全盛期のSanDisk製の物だけでした。
USBHDDは当たりくじを引けば3.5インチなら10年持つのでモバイルしないなら断然3.5インチ搭載の外部電源付きUSBHDDをおススメします。 - USBメモリは大容量のファイル読み書きに向かない
今モバイルする事を前提で一番まともな大容量ストレージはSDカードをおススメします。
カードリーダーで二度手間ですが我慢してください。
ネガキャンは良くないんですけど、USBメモリで2Gとか10Gとか書き込んだりZIPの解凍したりしたら(実際読み書きした合計は例えば64G中40G程度であり素子の寿命とかいうレベルでない耐久性だと感じました)一か月でエラーでまくってそのうち認識しなくなるという事態が何度も起きたのでもう信用ゼロです。
でも回復ディスクなどでどうしても使いますし、安いのでつい使いがちですね。 - 周辺機器に注意せよ
ホコリの溜まったキーボードや水の掛かった事があるマウスなどを使い続けると、漏電やシュートによって電源が消耗してしまうので注意、買い替えるのがベストですが、自己責任で分解して(ケーブルはもちろん外して)清掃するのも手です。
- ヘットフォンアンプを使おう
これも電源電圧の保護と抜き差しによる負荷軽減です。
マザボのヘットフォン端子は使わずにヘットフォンアンプ(外部電源)を使います。
ライン出力端子に ステレオミニピン-RCAケーブルで接続しますので、変換ケーブルがいります。 オーディオテクニカのAT-HA21がおススメです。 - スピーカーは?
市販の物ならアクティブスピーカーなので問題ないですが、USB駆動の物はお勧めしません、スピーカーの消費電力は馬鹿にならないんですよ!4Wとかヒーター並みの電力をUSBで補うには厳しい、高級志向だと20Wとか...。
ちなみに、まぁ無いでしょうけど4Ω以下の「パッシブスピーカー」をマザボに繋いだら速攻壊れるか、安全装置でアンプ回路が死ぬか、ヘットフォンモードになってなんか音がおかしくなるかしますw。無いとか言ったけどジャンク屋とかで普通に売ってるので、大きさに対してやけに軽くてアンプが入って無さそうな物はパッシブよ!
- オーディオインターフェースを使う
これは贅沢な分類になりますが、マザボの漏電回避にもなるっちゃなります、音楽創作用のDTMの物なら音質は断然よくなります、よくわからんメーカーの物は音質良くないどころか逆にシステムが不安定になるのでだめです。大体ヘットフォンアンプもついてますがあれは観賞用ではなくモニター用なのでアンプは別で買いましょう・・・
自分が使ってるのはFOCUSRITE Scarlett やZOOM R16 やSTEINBERG UR12
などです。
- 3か月ごとに内部を確認(デスクトップ)
PCファンは最悪3か月程度で故障する場合があります、故障したまま使うと熱暴走で寿命が縮みます。
ただしファンの回転確認は外箱を開けた状態で電源を入れる必要が出てくるために、自己責任で細心の注意をして確認する必要があります。
絶対内部を開ける時はコンセントを抜かないといけない人は、ファンを回してみて以前と比べて軽く回らないかったり、シャリシャリと異音がしたら故障してます(使い始めてすぐに異音が出るものもあるけど...)
- 一番壊れやすいのはSSD/HDD
CドライブとかDドライブの本体ですね。
最近はWindowsアップデートやその他のソフトのアップデートは数Gバイトにおよび数T(テラ)あるHDDでさえも余裕は無いと思って良いです、ダウンロードや動画をよく見たりDLしたりする人は、より昔以上に足りない状態になっていると思ってください、保存しなければ自動で消去されているので、空き容量が一見あっても何度も書き込まれている場合がほとんどであり、いつ書き込みエラーで故障してもおかしくない状態になってるかもしれません。(物理メモリーだけで行う物は別です)
- SSDやHDDは絶対二台以上で使おう
OSが入ってるCドライブが破損すると修理どころか買い替えになる場合もあるので、なるべくデーター保存するものは別のディスクに保存すべきです。1~2年でブルースクリーンになっちゃう人はこの辺が原因だと思います(個人的なPC寿命ディスクトップなら6~7年、ノートPC4~5年動画を毎日見る場合は3年程度持つはずです)
うちのはDドライブがあるから平気?ちょっとまった?それ1台の物をパーテーションでCとDにしてるだけかも?!
実際は1台しか無い場合があるので注意です、無い場合は外付けUSBでもOKなのでできるだけデーターは外付けで保存しましょう、また内蔵ディスクならユーザーデーターも別のディスクに移動できるので、余力があるならその方が良いです。
保存データー以外の知らぬ間に保存場所を利用されてる事が意外に多い事に注意。
インターネット一時待機フォルダー(画像やテキストのほとんどが保存される)
マイドキュメントやマイムービーやdownloadもCドライブです各ブラウザの保存場所は一時待機フォルダーとは別にある場合がほとんどです、確認して変更しましょう。
仮想メモリー領域(常時OS読み込む物と基本メモリー不足を補う物場合に使われるのだが最近では事前にメモリオーバーしそうなソフトは一部仮想ディスクに保存しちゃうので書き込み負荷は割と無視できない) 元々PCの物理メモリーが少ない1G~4Gしかない場合は特に注意、動画編集やエンコードする人はその規模に合わせた容量が十分に無いとすぐに仮想メモリを書き込み始めます!1Gの動画を編集する場合2G前後必要にります、今時1Gなんて少ない容量の動画なんて少ない方なので一般的な8GのPCでは...
アドオンやプラットフォームソフト(例、JAVAなどはソフトやセーブデーターを保存する)映像編集ソフト(物によってはデーター保存場所だけと思ったら大間違い!エンコードや画像編集ソフトなどは、「ディレクトリ」「プロジェクト」などのフォルダーを作ってそこに作業中のデーターを一時保存するものがあります)
ReadyBoost (ソフトの読み込みを早くする機能としてHDDやSSDにメモリー構成されたソフトをコピーしておく的な物です、当然書き込みが発生します。)
- 物理メモリを増やす
上記で触れましたが、メモリーが足りないと判断されたソフトはディスクに保存されるのは避けられないのでHDDやSSDを増やして書き込む場所を変えても当然指定されたどれかのディスクが負担する事になります。
もし、タスクマネージャーを監視して、物理メモリが60%以上であり仮想メモリーを頻繁に使用している様子ならば足りていない可能性があります。
これを軽減するには物理メモリー増設するしかないです。
私の感覚としては(2023年変更)16Gは最低限いります、長い動画見たり、動画をダウンロードする場合は32Gあったほうが良いです(今後も増え続けるだろうけど...)動画編集はディスクの書き込みは避けられないですが32Gあればソフトによってはメモリだけでやってくれなくもない。2021追記(WIN11実装時の序盤は32G無いと足りない説が出てます) - ソフトやツールは信頼と実績ある物を使う
これは大手産のソフトやツールも同じ、信頼しても実績が無い物は危険です、ハードメーカーから出ているツールを大手産だから安心して使ったらPCが起動しなくなったり、システムが破損したり、ドライバーが消えたりする事があるくらい注意です。
例えば、グラフィックボードの冷却ファンの速度調整はだれしも調整したくなるものですが、玄人の民に聞けば「 MSI Afterburner を使え! 」っていう事です(ただし当然そのグラボ専用ではないので、入れたらクロック設定もちゃんと設定するのよ、GPU使用率100%で定格のhzになる様にね)。 - 異常があった場合はデフラグやディスクスキャン修復をしてはいけない。
ファイルのアクセスが遅くなった?!、断片化で重くなってるから→デフラグ!、ディスクエラーかな?→ディスクスキャン修復 と考えがちですが、ちょっとまった!。
デフラグは保存場所を入れ替え整理してアクセスの効率と空き容量を良くするもので、ハードへの負担がかなり大きいです。
スキャン修復は停電や振動などでシステムファイルにダメージを受けた場合のみ有効でディスクにOSのバックアップを上書きするので高負荷です、 もしハードが故障しかかている状態では逆効果でとどめをさしてまう可能性が高いです。
まずディスクのクリーンアップで異常が改善されない場合は、玄人志向のクローンを作る機器でバックアップをとってから実行する事をおすすめしまう。 - デフラグ
デフラグはHDDにおいては寿命を延ばす効果もあるので賛否両論ですね、私の判断では数Gを超えるデーターやソフトが入っている物はやるべきでないという見解です、デフラグの目的が断片化した細かいファイルを一ヵ所のファイルにまとめてHDDのリーダーが少ない距離で読み込むことで寿命が延びるという仕組みが主なのですが、大きすぎるファイルはそもそも細かい断片化になっていないのに数Gもとっかえひっかえする方が負担になる場合があります、また小さすぎるデーター群は断片化と変わらないわけでこれも移動しても無駄だったりでなかなか難しいのです、WIN10のはXPの物よりだいぶましになっているらしいです(今の性能は解らん)、昔はデフラグ専用ソフトを買うなんてのがありましたね。
SSDは、デフラグすべきでない、とよく言われてますね、しかしWIN10ではデフラグ推奨してる?ので自分はデフラグ頻度を一ヶ月に落としてます。
デフラグすべきでない理由はまずHDDより書き込み寿命が少ない点と消去したときに一緒に上書きされる部分が広大であるので、寿命が大幅に下がるのではないか?と言われているのです、回避するシステムやソフトもあるらしいけどどれが実装されてる機種なのか解らない、ソフトはよほど信頼できる企業の物でないと怖くて使えない。
- ホコリ
ホコリは直接基盤を破損させることはまずないが、PCファンなどに付着しファンが停止や負荷がかかって熱暴走や電力異常を引き起こし、寿命を縮める。
こまめな掃除。使わないポートは塞ぐ。
エアフィルターを増設する。(換気扇用フィルターを自作で付けるなど)
あとトップレスのPCケースって結構ありますけど...、私は後ろだけプラ板で背面だけ開けて上は塞ぎます、だってシャーペンの屑とかが入ったら一発故障は無いにしても不具合起こすのは明白なので上が空いてるとかありえな~い。
- PCの置き場所
トイレやキッチンや窓際は湿気が多く危険です、湿気が無くても突発的な結露を引き起こす危険が高いです。 - 飲み物をデスクに置くな
結論、車や自転車用の飲み物ホルダーをデスクに増設しましょう!!
これならこぼさないし、こぼしても床にこぼれますので安全です。 - マウスやキーボードの消毒は端子から抜いて行う事!
エタノールは通電性が高いので乾くまでショートしやすいので要注意です。
エタノールじゃない消毒液は解りかねますが、物によっては乾いてもショートさせる材質のものもあり得ますので、心配なら皿に吹きかけてテスターで抵抗値を見てみるのが確実です。乾いてるのに抵抗値が低下するのはやべぇやつです。
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